超ド級の引きを味わえるコイのブッコミ仕掛け

コイの大型は1mを超えるものもいます。巣から巣へとほぼ決まった時間に同じコースを回遊することが知られています。

生息域は河川の中流から下流、池、湖、沼など。一年中狙えるが特に春(4〜5月)と秋(9〜10月)が狙い目です。

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コイ釣りの基本

野コイ

観光地などでパンやペレットのエサに乱舞する色とりどりの錦ゴイを見かけます。釣りの対象となる野ゴイも、警戒心は強いものの基本的に雑食性で何にでも興味を持つため、釣りやすい魚です。

繁殖力が高く、北海道から沖縄まで日本全国どこでも狙えるのも魅力です。近場の川で1mを超える巨大魚と対決するのも決して夢ではありません。

釣り方は、歴史の古いウキ釣りや吸い込み釣りにはじまり、熱心なファンによって研鑽が進み、新しい釣法も積極的に取り入れられています。

吸い込み仕掛け

コイのブッコミ仕掛け

コイはエサに食いつくのではなく、吸い込むようにして食べます。その習性を利用し、エサと一緒にハリを吸い込ませるのが「吸い込み仕掛け」です。

通常、竿とリールを3セットほど用意し、仕掛けの投入後はじっとアタリを待ちます。

中には5本以上竿を出す強者もいますが、ビギナーには管理が間に合わず、逆に時間をロスしてしまうのでおすすめしません。

コイのブッコミ仕掛け エサの付け方

狙うポイント

湖や池、沼、河川など、あらゆる淡水域に生息します。いずれも杭や水草などの障害物周りや川の流れ込み、カケアガリなど、地形や水の流れに変化のあるポイントが狙い目です。

あまり移動することはないので釣り座は慎重に決めること。

特に初めての釣り場ともなると、水中の状況も分かりにくいので、道具をすべてセッティングする前に試しに数投してみるのも有効です。コイが近くにいる場合、着水音で寄せる効果もあります。

釣り座と狙うポイントを決めたらいよいよ実釣開始。エサを付け、仕掛けを投入します。竿を複数本使うと探れる範囲が広がるため釣れる確率が高くなります。

仕掛けを投げたら竿先が少し曲がるくらいまで道糸を巻き取り、竿先に鈴をセット。あとはアタリを待つだけです。腰を据えてじっくり待ちましょう。

アタリの取り方

野ゴイ

ブッコミ釣りのアタリは鈴が教えてくれます。

最初にチリンと小さく鳴りますが、ここで焦ってはいけません。

じっくり食うのを待つと、2回、3回と大きく竿を引き込むようなアタリを見せます。そこで初めてグッと大きく竿を引いてアワせましょう。

竿に重みを感じたらハリ掛かりした証拠。決して道糸を緩めずにリールを巻き魚を手前に寄せましょう。

最後まで気を抜けない

野ゴイ

相手が大物のときは無理に取り込まず、体力を奪うことから始めましょう。8の字を描くように魚を誘導し、突然反転するようなときは魚の進行方向に向けて竿を倒して対処します。

魚が暴れなくなったら魚の口が水面に出るまで浮かせましょう。ここで観念することが多いのでタモを使って取り込みます。

番外編 ヨーロピアンカープフィッシング

バスフィッシングなどと比べると地味な印象のコイ釣りですが、ヨーロッパ仕様の“カープフィッシング”は「カープベイツ(ボイリー)というカラフルな加工エサを用いスマートなタックルをロッドポッド(竿立て)にセットしてアラームでアタリを察知する」というハイテクでスタイリッシュな釣り。

吸い込み釣りを極めたら挑戦してみよう。

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