
大型連休は子供も大人も休みとなり、楽しいことがたくさんあります。
家族釣りでおすすめなものといえば、やっぱりサビキ釣り。タックルがなくてもサビキ釣りなら安めの道具でも十分だし、海釣り公園を利用すればレンタルできます。
ぜひ、この機会に親子でサビキ釣りに挑戦しましょう!
サビキ釣りとは?
釣りをよく知らないと、ウキ釣り、もしくはルアー釣りの印象が強いと思います。サビキ釣りは基本的にエサ釣りに分類されるのですが、疑似餌の要素もある、一般的な釣りのイメージとは少し違った釣りです。


特徴的なのはコマセ(マキエ)を入れるカゴと魚皮やゴムが付いたサビキバリ。
基本的にはハリにエサを付けず、マキエで魚を誘って疑似餌に食わせるといった仕掛けになります。だれでも釣れるので、子供でも大人でも楽しめる釣りです。
エサの匂いが気になる人でも、写真のようなチューブ型のエサを使用すれば、ほとんど手を汚さず釣りを楽しめます。
釣る場所については海ならば基本的にどこでもOK。ただ釣り禁止の場所には立ち入らないようにしましょう。また、海釣り公園などではタックルのレンタルも行ってますので、利用するとよいでしょう。
サビキ釣りに必要なもの
海釣り公園などでレンタル可能なもの

・タックル(釣竿・リール)
・サビキ釣りセット
・ライフジャケット
この三つは多くの海釣り公園で借りられます。ただレンタルを行っていない海釣り公園や、借りられても大人数で行くと数が足りないなんてケースもありますので、事前にネットで調べるか、海釣り公園側に問い合わせてみましょう。
事前に用意が必要なもの

・水汲みバケツ
・ラインカッター(ハサミ)
・コマセ(エサ)
・タオル
・飲料水
・ゴミ袋
水汲みバケツは手を洗ったり釣った魚を入れておくのに使います。さらに血抜きをする場合は必須です。ラインカッターは、もちろん仕掛けを作るときに使います。事前に仕掛けを作ってくる人もいるでしょうが、仕掛けが現地で絡まったりすることもあるので必ず用意しましょう。コマセは海釣り公園に売店がある場合、ほぼ販売しています。
タオルと飲料水は汗をかくからです。それに手を拭くためのタオルも別に用意した方がいいですよ。水分補給はこまめに行いましょう。ゴミ回収も忘れちゃダメですよ。
あった方がいいもの
新鮮に持ち帰るために

・クーラーボックス
・神経締め用のナイフ
・氷
できれば魚は新鮮に持ち帰りたいもの。そこでこの三つ。
氷は釣り公園などで販売しているケースもあります。
ライブウェルという魚を生かしておくものもありますが、それなりの値段がするので普通のクーラーボックス(発泡でもOK)で大丈夫です。
魚の絞め方はいくつか種類がありますが、脳を刺す神経絞めができるなら、それが一番。ただ、サバ折りという方法もあるので、やりやすい方法でいいでしょう。
魚を掴むときに

・魚ばさみ(フィッシュグリップ)
・ハリ外し
魚にはヌメリがあります。しっかり持ってハリを外してあげるために魚ばさみとハリ外しがあると重宝します。
中には触ることすら危ない毒魚もいますので、その対策にもなります。下の写真の魚はオニオコゼ。有名な毒魚で背ビレに毒があります。手袋をしてもヒレが貫通するので絶対に素手で触らないようにしましょう。

他にも危険な毒魚はたくさんいます! 知らない魚を見つけたら下記の記事を参考にしてみてください。
上カゴ? 下カゴ? 違いはあるの?

サビキ釣りには大きく分けると2種類の仕掛けがあります。仕掛けの一番上にコマセを入れる上カゴ式と、仕掛けの一番下にカゴが入っている下カゴ式。下カゴ式はカゴの下に金属のオモリがあるのが特徴です。
基本的にはどちらがいいというわけでもないので、好きな方を選んで大丈夫です。
ただ、上カゴ式を使う場合は、仕掛けを投入した後上下に振ってコマセをカゴから出しましょう。

かんたんに釣れるけど案外と奥深い?

サビキ釣りはとにかく初心者におすすめ。かんたんだから。ほとんどの釣り雑誌でそう言われ、実際この記事の冒頭でもサビキ釣りは初心者におすすめと書いています。
では技術も成長もない釣りなのかと言えば、そういうわけでもない。そこがサビキ釣りのもう一つの魅力。腕が上がれば釣果も上がる。長年サビキ釣りだけをしている釣り師もたくさんいます。
ハリの色、エサの種類、潮流れにタナ。もちろんポイントも釣果をあげるなら重要です。
知識なしでもある程度の釣果は望めるので、安心して楽しんでもらって大丈夫ですが、知識を身につけて、「パパ(ママ)すげーー!」って言われるのも悪くないと思いませんか?
サビキ釣りの詳しい情報は下の記事に詳しく載っていますので、ぜひ知識を身に着けてかっこいいところ見せちゃいましょう!