アジングベストシーズン! 良型アジを狙おう

アジングを楽しむ上で11〜3月は良型が狙えるシーズンだ。アジングの基本と、より大型を狙っていくための方法を紹介していきたい。

狙うポイント

アジは日中も夜も狙うことができる。

デイゲームの場合、潮通しが良いところを基本的には狙っていくが、エサで魚を寄せることができないルアーフィッシングでは、潮がヨレているところを集中的に狙う。

潮が波止の先端などに当たってヨレている場所には遊泳力の弱いプランクトンなどが溜まりやすく、それを狙って小さな生物が集まる。そういった生物を捕食しようとアジも寄ってくるのだ。また、上げ潮時には港湾内の奥にそういったプランクトンが流されていき、それに付いた生物を追ってアジも入ってくる。

デイゲームでは潮通しの良い場所を狙う。潮がヨレているところにベイトが溜まりやすい。

陽が落ちて、周囲が暗くなり、外敵から自分の姿が発見されにくくなると、アジは積極的に捕食を始める。ゆえにアジングではナイトゲームが主流となる。

ナイトゲームの場合、常夜灯の下が鉄板ポイントとなる。光によって植物性プランクトンが光合成を行い増えていき、それを狙って動物性プランクトンや小さな生物が集まってくるからだ。ただし、いくら常夜灯が煌々と照らしていても、港湾内の奥などは下げ潮時には釣果はあまり期待できない。

ナイトゲームは常夜灯周辺を狙う。基本は潮通しが良く、上げ潮時には港湾内奥も狙い目ポイントだ。

ナイトゲームの場合もやはり潮がヨレているところが釣果を得やすく、そういった場所に常夜灯が設置されていればベストだ。ズバリ、港湾部入り口の波止の先端に常夜灯がある場所が期待大だ。しかし、そういった場所にはやはりアングラーが集中する。先端部は収容人数が少ないので、なかなか入ることができないのが現状だ。

タックル

ロッドは0・3〜10g程度の軽量ルアーをキャストできる6〜8ftのものが必要となってくる。もちろん、アジング用として多くの商品がラインアップされているが、メバリング用やトラウト用でも代用は可能だ。アジングではアタリがあったときに積極的にアワセにいくため、乗せ調子のメバリングやトラウト用のロッドより、ティップからベリーにかけて比較的張りを保たせているものが多い。より高い釣果を狙うならやはり専用の調子を持ったものが良いだろう。リールは1000〜2000番を選べばよい。

基本の狙い方

デイゲーム

アジは深場で比較的ボトムのほうに潜んでいることが多い。そのため、ボトムを中心に探るような釣り方となる。ジグヘッドリグの場合はしっかりと底を取れる重さをチョイスすることが重要だ。

通常であれば1・5g前後を使うことが多いが、大アジを狙う場合はより沖の深みを探りたいため3〜5g、状況によってはそれ以上を使う。当然、それにセットするワームも4in以上の大きめのもでアピールしたい。また、メタルジグやスプーン、小型のバイブレーションなども有効なルアーとなってくる。

ジグヘッドリグやメタルジグの場合は、着底後チョンチョンとロッドのティップを煽るように動かしてボトムを叩く。ときどき大きくロッドをジャークして大きなフォールを入れるのも有効だ。

スプーンやバイブレーションの場合、キャスト後にカウントダウンして任意の深さまで沈めてただ巻きする。こちらもときどき大きくジャークを入れてフォールを演出してやるのも効果的だ。トレブルフックが装着されているバイブレーションはボトムを取ると根掛かりするリスクが高まるので、気を付けたい。

ナイトゲーム

ほぼジグヘッドリグで狙うのが主流となる。ジグヘッドの重さは0・5〜1・5gくらいを用意しておきたい。1gを基本として食いが悪い場合は0・5gなど軽いものに変更して、風が強かったり、流れが速くてルアーの位置をつかみづらいときは1・5gと重くしていく。

陽が落ちてからは表層から狙っていくのが基本となる。まずはキャスト後、すぐにラインを巻いて水面直下でルアーをスイムさせる。そこで反応が得られなければ、カウントダウンして少しずつレンジを下げていく。ここで重要なことは、リールのハンドルを定速で回してしっかりとレンジをキープすること。リーリングの途中でスイムレンジが変わってしまうと、再現性が難しくなってしまうからだ。

ナイトゲームでジグヘッドリグを使う場合も、やはりフォールは効果的だ。スイムの途中でチョンチョンと煽ってやったり、2〜3回ジャーク後フォールで誘ってやると食ってくることも多い。また、キャスト後すぐに2〜3回ロッドを煽ってルアーを動かしてからフォールさせるのも有効だ。

アタリがあった場合は迷わずにアワセに行くことが釣果アップの秘訣となる。アジはエサを吸い込むようにして捕食する。ワームを吸い込んだときにしっかりとアワセることができれば上アゴにガッチリとフッキングする。吸い込んだワームに違和感を感じ吐き出すときにフッキングすることもあるが、アジは唇が薄く、そこに掛かった場合は取り込む最中に口切れしてしまうことも多いのだ。

常夜灯周辺の攻め方

ナイトゲームで常夜灯周辺を攻める場合、まずは光の中心部を狙ってみよう。とは言ってもいきなり光の中心部にルアーをキャストするわけではない。ルアーは光の外側にキャストして、そこから中心部に向かって引いていく。ほとんどの場合はこの方法でアジを釣ることができるだろう。しかし、この方法で釣れるのは小型の場合が多い。

アジも成長するにつれて、警戒心が強くなり、外敵に発見されやすい明るい場所へ身を置くことが少なくなっていく。成長した=大型のアジは光の外側や光の届かない深みに身を潜めていることが多くなる。サイズアップを図って大型を狙う場合は、光から少し離れた暗がりを狙うのがポイントだ。

釣り方としては、まず光の外側に立ち位置を構える。そこから、光の当たっている場所にルアーをキャストして暗いほうへ向かって引いてくる。または、同じ位置から光の外側に向かってキャストして、明暗の境目をトレースするようにルアーをスイムさせるとよい。

より大型を狙うリグ

より大型を狙うためもっと遠くを、もっと深くを攻めたい、風が強いため軽量なジグヘッドリグでは釣りがしづらい、などというときにシンカーやフロートなど「オモリ」となるものを使用して飛距離を稼ぐが常套手段だ。さまざまなリグが存在するが、アジングで使うのはフロートリグ、キャロライナリグ、スプリットショットリグの3つが代表的だ。

フロートリグは文字通り浮かせるためのアイテムで表層やシャローエリアを攻める場合に使用する。キャロライナリグとスプリットショットリグは逆に沈めるためのアイテムで中層以下を攻める場合に使用する。

キャロライナリグとスプリットリグの違いはシンカーが遊動式となるか固定式となるかだが、遊動式のキャロライナリグはジグヘッドの動きがフリーになるため、魚が食いやすいというメリットがある。また、シンカーの形状や素材を変更してよりゆっくりと沈めていったり、複雑なフォールを演出するものもある。しかし、サルカンを付けたりと仕掛けを作るのが面倒ではある。

一方、スプリットリグはラインに直接、またはゴム管を利用して固定するだけという単純な構造なので仕掛けを作るのが簡単というメリットがある。しかし、オモリを介しているため、魚が咥えたときに違和感を覚えやすい、アタリが分かりづらいなどのデメリットもある。

どれを使用する場合でも、それぞれがオモリの役目を果たすので、ジグヘッド自体は0.5g前後の軽いものを選んだほうが食いが良くなる。

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