気軽に楽しむ堤防ライトショアジギング

身近でお手軽な堤防

ショアジギングでは1mオーバーのビッグターゲットを狙い、そして獲ることも可能です。しかし近場でビッグターゲットが出没するエリアに住んでいるアングラーならそれも可能ですが、多くの人はそのような大物を狙うためには遠征が必要になるケースがほとんどです。また、そのための準備も万全にしておかなければなりません。

ルアーフィッシングの魅力の一つに、エサを準備する必要がなく、思い立ったらすぐに釣りができるという点が挙げられます。車の中にタックルを積んでおけば、仕事帰りに30分だけ竿を出すということも難しくはありません。

お手軽ゲームのステージとなるのは多くの場合、港湾や漁港といった近場の堤防です。場所によっては車を横付けできるところもあります。ちょっとした時間潰しとしてロッドを振るだけでも十分なのです。

堤防は一番身近なショアジギングのステージです。

思い立ったらフラッと寄って、いつでも釣りを止めて帰ることができる。そして磯などと比べて安全性が高い。船代などの経費が必要ないためコストもほとんど掛からない。これが堤防の良いところです。堤防はアングラーにとって一番身近なショアジギングステージだといってよいでしょう。

ターゲットは無限大

近場の堤防だからといって魚が釣れないわけではありません。もちろん場所や季節によって魚影に差はありますが、そこに海があれば四季折々さまざまなターゲットがヒットする可能性があるのです。

ショアジギングで狙えるのは青物だけではありません。あらゆるフィッシュイーターがターゲットとなるオールマイティーな釣りです。キジハタ、オオモンハタ、カサゴといったロックフィッシュ、ヒラメ・マゴチといったフラットフィッシュ、マダイやイサキ、カマスやメッキetc……。何かしらの事前情報を得ていればその魚を中心に狙うことになるでしょうが、何か釣れないかな? という感覚でロッドを振っても全く問題ないのです。

堤防からもショアジギングでさまざまなターゲットを狙うことができます。

ライトタックルで楽しむ

堤防で釣りをする場合、例外的に入ってくるシイラや大型のブリを狙うようなターゲット以外は、ライトなタックルで楽しんだほうがよいでしょう。理由は単純、タックルがライトなほうが体力的負担が少なく、軽快に釣りを楽しめるからです。

堤防は人工的に作られた構造物で、足元はフラットになっており、安定した足場で釣りが楽しめます。また海との境目は垂直に切り立っており、掛かった魚の取り込みの邪魔となるものがほとんどありません。そのためゆっくりと魚を寄せて落ち着いてランディングすることが可能です。磯と違って強引なやり取りをする必要性が低いのです。必要以上に強いタックルは、重量や硬さの面から不必要に体力を消耗します。ロッドはルアーの対応負荷重量が重くなれば、ブランクの肉厚が増えるので重量は増します。また長くなれば重量が増すだけでなく、取り回しが悪くなり、キャストやシャクリの動作で扱いにくくなります。

ライトなタックルであれば、より手軽に、そして楽にショアジギングを楽しむことができます。

ショアジギングロッドはショアのルアーロッドとしてはかなり強い部類です。長さも10‌ftクラスが主流となっており、多くのモデルはMクラス、ルアー負荷重量60gくらいからのラインアップとなっています。青物がメインターゲットとされているためロッドとしてはかなりパワーがあり、あまり大きくない魚が掛かった場合には、いとも簡単に浮いてしまい引きを楽しむというほどにはならないことも多いです。

ほとんどの場所では、堤防からフルキャストで届く範囲の水深は深くても10m程度です。潮流が極端に速い場所も多くはありません。メタルジグの重量は30g程度あれば十分にボトムタッチを感知できます。そのため堤防からのショアジギングでは、使用するメタルジグの重量は30gが一つの基準となってきます。

これくらいの重量のメタルジグであれば、エギングロッドやシーバスロッドでも十分に釣りを楽しめます。ちなみにエギは4号で25g、4.5号で33gとなっています。またシーバスロッドのルアー負荷表記はプラグの使用を前提としています。25gのエギやプラグを使用できるロッドなら、30gのメタルジグをキャストしても問題ありませんが、これはあくまでも自己責任となることは念頭に置いておきましょう。7〜8ftクラスの短く軽いロッドでジギングをすればシャクリも軽快でとても楽にゲームを楽しむことができるのです。

使用するラインも30g程度のメタルジグを使用するならPE0.6〜1号程度で問題ありません。つまり普段使用しているエギングタックルや、シーバスタックルのルアーをメタルジグに替えるだけですぐにショアジギングが楽しめるのです。

ライトなロッドであれば、魚の引きを楽しみながら釣りをすることができます。

魚が掛かったときもライトなロッドのほうが引きを楽しめます。もちろん想定外の大物が掛かった場合は獲れない可能性が高くなりますが、堤防でそのような大型が掛かる可能性は低いと言えるでしょう。ライトなロッドといっても、シーバスロッドは80㎝クラスのランカーシーバスを獲ることを想定されています。少々の大物ならこれといって問題はありません。

ロッドが短いとキャストでの飛距離が伸びないのでは? と思うアングラーも多いようです。理論上はロッドが長い方が飛距離は出せますが、実際は長いロッドではスイングスピードが遅くなってしまいます。短いロッドをシャープに振り抜いた方が飛距離は伸びることも少なくはありません。

もちろんショアジギング専用ロッドは、よりショアジギングをやりやすいように設計されています。また30〜40g程度のメタルジグを使用することを前提としたライトなモデルをラインアップしているメーカーもあります。そういったものを使用すればライトなショアジギングをより楽しむことができるでしょう。

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