冬の離島で実釣インプレッション! P!NKOさん デイアジングやメバルのプラッギングを満喫!

プチ離島へ行こう

「12月から3月ぐらいまでの期間は博多湾のアジが抜けてしまうので、近場の離島へ行くことが多くなります」と言うのは、博多湾をホームグラウンドとしているアジングのエキスパート、P!NKO(ぴんこ)さん。

「離島というと敷居が高いイメージを持たれがちですが、アクセスのいい離島は各地域で存在し、九州なら佐賀県唐津市の離島はアクセスが良好です。福岡市内から渡船場までの所要時間は1時間少々で、釣果に恵まれる確率はグンとアップします」とのこと。

P!NKOさんの釣行パターンは午後3時ごろに出港して、最終便のフェリーで帰ってくるため、実釣時間はおよそ4時間。それでも十分な釣果を期待できるのだから、離島に渡る価値は高いといえる。

まずはシェード狙い

裂けにくくて刺しやすいストレートワーム、アクアウェーブ/スーパージャコ2.4in。表面に施された細かいリブが潮を掴み、なまめかしく動くピンテールと強烈なエビフレーバーがアジを魅了する。P!NKOさんのスタメンワーム。

島に到着したらすぐにタックルの準備を開始。手にしたロッドはオリムピック/21コルト642L-HSで、1gから3gまでのジグ単、場合によっては中間シンカーをセットする想定。デイアジングでカギとなる波止のシェード(日影)を、潮が流れている状況で狙うため、まずはスタンダードな1.5gのジグヘッド(アクアウェーブ/スイムヘッド)にアクアウェーブ/スーパージャコ2.4inをセットした。

「離島だからといって、どこでも釣れるわけではないので、アジがより多くいるポイントを見つけだして、投げる、掛ける、抜き上げるの回転数をレッドゾーンに入れていきたいと思います」

デイアジングでの狙い目となるのは太陽の光が届かない足元のシェード。潮の流れを考慮しながら、波止と平行に探っていく。

反応が悪くなったときの対応

水平方向のスイミングでアジにアピールし、いきなりフリーフォールへと移行させることでバイトにつなげる。得意とする「死んだフリフォール」は、やる気のないアジに対して有効なテクニックです。

シェードと潮流をキーワードに釣りを開始すると、ボトム付近でアジが連発。さっそくイメージ通りの展開となったが、同じパターンはいつまでも続かないと予想していた。

「こうして見つけたポイントもずっと釣れるわけではなく、刻一刻と変わる海の状況を見ながら変化に対応していくことが、さらに釣果を伸ばしていく秘訣ですね」

その言葉の通り、厚い雲で太陽が隠れて光量が落ちてくると、あれほど連発していたアジが気難しくなってきた。

スタート時の入れ食いを演出してくれたスーパージャコ2.4inからマッスルバグ1.8inにチェンジすると、再びアジにやる気を起こさせる。

このようなシチュエーションで取るべき対応は、ルアーを投入する場所の変更やジグヘッドの重さの変更、ワームのシルエットやカラーの変更。

P!NKOさんが選択したのはジグヘッドの重さとワームの種類の変更で、予備で持ってきていたロッド、21コルト572UL-TSにスイムヘッドの1gを結び、アクアウェーブ/マッスルバグ1.8inをセット。

このリグをフリーフォールでボトムまで落とし、着底後は20㎝ほどリフトアップして水平移動に移行。その状態からラインのテンションを抜くと、1秒ほどの間を置いて鋭いアワセが決まった!

「水平移動中にアタってくることも多いのですが、アタリを感じることができなかったので、フリーフォールさせました。ラインの動きに変化を感じて即アワセです」

マッスルバグはボリューミーなボディだが、リブが深く入っているため食い込みはバツグン。

キャッチしたのは25㎝クラスの良型。納得の1尾!

癒しのメバル

アクアウェーブ/シャローマジックにアタックしてきたメバル。セオリー通り、常夜灯の明暗部を狙った。

デイゲームでのアジングを楽しんだ後は、夕まづめのラッシュをはさんでナイトゲームへと突入。日が落ちると同時に、常夜灯の周りでパチャパチャとライズするメバルの気配が漂い始めた。

最近ハマっているのが、メバルのプラグゲームとのことで、絶大な信頼を寄せているマイクロミノー、アクアウェーブ/シャローマジック(カラーはナトリウムSP)をセットして癒しの1尾を狙う。

メバルの口元にはアクアウェーブ/ミノーマジック(フローティング)のC.レッドヘッド。「プラグで釣れるとすごくうれしいですね」とテンションが上がる。

常夜灯が作り出す明暗の先にルアーをキャストして、表層から10㎝下を漂わせるようにリトリーブすると、さっそくゴゴンというメバルのアタックがあり、反応は良好。海面を意識しているメバルも多そうな状況なので、ミノーマジック(フローティング)を投入することにした。

ミノーマジックに出たメバルは、P!NKOさんが狙っている大きさではなかったが、プラグに出てくれたことに感謝してすぐにリリース。この時期は小型のメバルも果敢にアタックしてくれる。

キープしない魚に対してはフィッシュグリップは使わない。魚に与えるダメージを最小限に抑えるのがゲームフィッシングの楽しみ方。

「優しくリリースするのがデキるアングラーの流儀だと思います」と言うP!NKOさんは、リリース前提の魚に対してはフィッシュグリップを使わない。

「アレで自分の体を挟んでみてください。めっちゃ痛いですよ」

良型アジで締めくくり

フラップイールをカウント15まで沈めて潮に乗せ、中層のレンジをキープ。ラインテンションをコントロールすることで、ナチュラルにワームを漂わせる。

メバルで楽しんだあとは本業であるアジングで締めくくる。

「状況としては、依然として上でメバルがパチャパチャやっていますが、下にはアジといった感じではないかなと思います」

そう言ってキャストした1gのスイムヘッドとフラップイールの組み合わせにアタってきたのは18㎝ほどのアジで、「カウント15で潮に乗せて、中層のレンジをキープしました。ほとんどアクションはせずに、ラインテンションをコントロールして漂わせているとコツっとアタりましたね」というのがヒットパターン。しかし、このサイズを入れ食いさせても仕方がない。

狙うレンジをボトムに近づけることで良型がヒット。

サイズアップを目指してボトム付近を攻めると、これが正解で25㎝クラスのアジがヒット。同様のアプローチで同サイズを追加することに成功し、再現性も確認することができた。

短時間で充実したライトゲームを楽しめる離島遠征。寒さ対策を万全にしてハマってみるのも悪くないですね。

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