

いよいよ待ちに待ったアジングにベストなシーズンがやってまいりました!
「これからアジングを始めてみたい」という方や思うような釣果に恵まれないという方、アジからの反応も多くうってつけなシーズンとなります。
アジ特有の竿先から伝わる「コツっ」というアタリを体感していただければと思います!
今回はアジを狙うべきポイントやタイミング、リグの選び方やアーバンサイドでのナイトゲームなどをお届けしますね。

デイでの楽しみ方
デイでアジを狙う場合は日陰ができるような場所や潮通しがいい場所、海底の地形変化が大きい場所が狙い目です!
ジグヘッドの操作についてはダートさせてリアクションで反応が良かったり、ふわふわさせた方が良かったり、日によって違うので一概にはいえませんが、あらゆるパターンを想定しておくことが大切です。
ジグヘッドには鉛の形状によってダートに向いているタイプや抵抗を感じやすいタイプがあるので複数の種類を持っていくことをおすすめします。
またフックサイズもいろいろあるので、私の場合は20㎝未満の豆アジには#10前後だと掛かりやすいですね!
20㎝以上なら#8くらいにフックサイズをあげます。
ワームに関してはスリムタイプ、ファットタイプなど色々ありますが、2㏌前後の物が汎用性が高いように思います。
わたしの場合は
スリムタイプ
ファットタイプ
パドルタイプ
シャッドタイプ
という形で状況に合わせて使用しています。
また朝、夕まづめのタイミングでは小さなベイトフィッシュを追っているアジを効率よく狙うため、いつもより重ためのジグヘッドを使ってアジがいる場所にいち早く届けると効率アップに繋がりますよ!
さぁここからはナイトゲームの組み立て方について解説いたします!

今回はアーバンサイドナイトゲームということで、福岡の中心部から程近い、いわゆる博多湾奥のメジャーフィールドで実釣してみました!
まず選ぶべきポイントとしては常夜灯周りが分かりやすいポイントになりますね。
何で常夜灯周りがいいのかと言うと、常夜灯の灯りにアジが捕食するプランクトンやバチなどが集まりやすい=アジが集まりやすい、というワケです。
また常夜灯が作り出す明暗も狙い目ですね!
港湾部でアジを釣る場合は、アジが留まる要素があれば短時間でバタバタと釣れることが多いので、光量の変化、地形の変化は見逃せないポイントだと言えます。
ポイントが決まったら次にジグヘッドとワームを選んでいきましょう!

初めてアジングをする方はジグヘッドウェイトを1.5gくらいにすると、その後のイメージがしやすいように感じます。
いきなりアンダー1gを使うとジグヘッドの操作感を感じづらく、「何をやっているのか分からない…」となりがちです。
なので、まずは1.5gくらいからスタートして、ジグヘッドの抵抗をティップでしっかりと感じられるところから慣れていきましょう!
慣れてくればウェイトを少しずつ軽くして、自身が操作できるジグヘッドの幅を増やしていきましょう。
ジグヘッドの感じ方としてはキャスト後に狙いたいレンジまでカウントを取り、糸フケを取ります。
その際にティップをチョンチョンと軽くシェイクしてみると、ジグヘッドの重みを感じることができます。

このままの状態でロッドもリールも動かさなければジグヘッドは手前にカーブフォールをしながら寄ってきます。
このカーブフォールを水平移動にしてあげたいので、ロッドの先端を支点にしてゆっくりスーッとロッドを持ち上げます。
ある程度まで持ち上げると、ロッドをフッと下げてリールをクルクル巻いて糸フケを取り、チョンチョンと軽くシェイクしての繰り返しになります。
チョンチョン→スーッ→フッ→クルクル→チョンチョン
これが一連の流れですね!
ジグヘッドのウェイトが軽ければ、スーッはゆっくりで、重ければ早く操作してあげればレンジを外さないので、この操作は練習あるのみです!
今回の博多湾奥では0.3から0.6gの出番が多く漂わせるようなイメージでリグをコントロールしてあげると連発しました!
ロックヘッド0.3g #10
マッスルバグ1.4インチ
スーパージャコ1.6インチ
これからサイズも少しずつ大きくなるので、今後が楽しみですね!
最後にこれから釣りを始める方、すでに釣りを楽しんでいる方にお願いです
最近、全国的なアウトドアブームとなり、釣り人口も増えたように思います。
それに伴い、マナーの問題やゴミ問題などでのトラブルが増加し、中には釣り禁止になるような事態も発生しています。
釣りは漁港や海そのものを使わせてもらっている、という認識を持ちゴミを持ち帰ることは当然として、駐車場などの利用のマナーをしっかり守りましょう。
また釣りには分かりづらいローカルルールもあるかと思います。
例えば先行者への挨拶をしなかったり、ポイントへの割り込み、非常識な場所取りなどがよく問題になっています。
海を綺麗に、また自分がされて嫌なことはしない、が出来ていればこういった問題が起こることも防げるのではないかと思います。
釣り場を釣り人同士がよりよくしていけたらいいなぁとわたしは思うワケです。
この楽しい釣りを未来にしっかりと残していけるよう皆さまのご協力を宜しくお願いいたします。