アクアウェーブ「スパークテンヤ」実釣 レポート年間1000尾のタチウオを目標

タチウオ狙いで盛り上がる夜のベイエリア。群れが入ってくれば数釣りも期待できる。
タチウオ狙いで盛り上がる夜のベイエリア。群れが入ってくれば数釣りも期待できる。

タチウオマニアに捧げるキャスティングテンヤの極意

手軽に楽しめるゲームフィッシングの王道はショアジギングだが、釣果という絶対的な目標にストイックになることで新たな釣法を極めた秋満さん。夜のベイエリアを爆釣のフィールドに変える、キャスティングテンヤの極意に迫る。

秋満さんの目標は年間1000尾のタチウオを仕留めること。季節ごとに釣れるエリアを目指して釣行を重ねる。
秋満さんの目標は年間1000尾のタチウオを仕留めること。季節ごとに釣れるエリアを目指して釣行を重ねる。

年間1000尾が目標。その釣り方とは

ショアジギングをはじめ、ワインド、テンヤ、ウキ釣りまで、幅広い釣り方で狙うことができるタチウオは、ナイトゲームの超人気ターゲット。特徴はウロコのない銀色に光り輝く魚体と鋭い歯で、食味の良さでも知られている。

どう猛そうな顔つきに似合わず、釣果に差が出やすい繊細な魚、そんなタチウオとの出会いにすべての情熱を傾けているのが、アクアウェーブフィールドテスターの秋満孝次さんだ。

群れが入ってくれば身近な港湾部でも数釣りを期待できるタチウオだが、年間1000尾のタチウオを目標に掲げる秋満さんは、季節ごとに狙うエリアを転戦していく。夏タチと呼ばれる8月にピークを迎えるエリアはもちろん、冬がピークのエリア、春が好期となるエリアを熟知していて、なおかつ情報ネットワークを駆使して各地のホットな情報を逃さない。

「1月からの宮崎港(宮崎県)は激アツ。そこよりさらに南の志布志湾にはまだ行ったことがないのですが、大きいタチウオの実績があるのは魅力的ですね」と、秋満さんは早くも次の季節に向けてシミュレーションを開始している。

アクアウェーブのスパークテンヤ。指3本以下のタチウオを狙うならショート、それ以上のサイズを期待できるならロングがおすすめ。
アクアウェーブのスパークテンヤ。指3本以下のタチウオを狙うならショート、それ以上のサイズを期待できるならロングがおすすめ。

初めてでも簡単、すぐに1尾目をキャッチ

現在、絶対的な自信を持っているのがキャスティングテンヤを使用するゲーム。

「以前は夕まづめにメタルジグ、日が沈んでからはワインドというパターンで、年間1000本を達成できていましたが、ホームグラウンドの魚影はすっかり薄くなってしまいました。そこで注目したのがエサによる釣り。今は冷凍ドジョウをセットしたテンヤが主力の釣り方となっていて、初心者でも小学生でも、簡単に釣れる楽しい釣りだとおすすめしています」

この日は「初めてでも簡単」を証明するために、かつて一緒にワインドを楽しんでいた牧野さんと同行。ルアーフィッシングの手軽さが好きでワインドにハマったが、エサを使うことに抵抗があったという牧野さんは、今回がテンヤ釣り初挑戦。しかし、ロッド操作は手慣れたもので、釣り開始早々の日没直後に1尾目のタチウオを手中に収めた。

テンヤゲームの基本

秋満さんはリーダーにケミホタルをセット。浮力体の役目を果たすケミホタルを支点とし、テンヤを左右にダートさせる。

チューブでセットされたケミホタルの位置は自由に移動させることができ、テンヤからケミホタルまでの距離は40㎝を基本に、よりキビキビと動かす場合や、フォールスピードを速くしたい場合は20㎝ほどに、ゆったりと大きくダートさせたい場合と、フォールスピードを遅くしたい場合は60㎝に調整する。

「頭下がりのフォール姿勢では、なかなか釣れませんが、このテンヤは前後のウエイトバランスが良くて、水平の姿勢を保ったままフォールします。」と言って紹介してくれたのが、アクアウェーブのキャスティングテンヤ「スパークテンヤ」。重さは6g、8g、11g、15gのラインアプで、表層から中層までを狙う場合は6gか8g、中層より下に潜む大型を狙う場合は11gか15gがマッチする。

秋満さんが愛用するアクアウェーブ/スパークテンヤのカラーは、自らのニックネームを冠した風来坊シルバー。
秋満さんが愛用するアクアウェーブ/スパークテンヤのカラーは、自らのニックネームを冠した風来坊シルバー。

リーダーは20号として、ワイヤーを用いないのが特徴のリグで、メインラインは釣れているタチウオが小型の場合はPEの0.8~1号、大型を期待できる場合はPE1.5号を使用する。ロッドはシーバスロッドのMLかMで、使いやすいのは9.6ft。リールは手返しを重視してハイギアの2500番。

タックルはMまたはMLクラスのシーバス用9.6ftの流用でOK。まずは持っているタックルを使って気軽にチャレンジしてみよう。
タックルはMまたはMLクラスのシーバス用9.6ftの流用でOK。まずは持っているタックルを使って気軽にチャレンジしてみよう。

投光器の光が照らしている範囲内までタチウオが入ってくるので、光の外からテンヤを引いてくるのが基本的な釣り方。 

「投光器の照らす範囲の先までキャストできれば十分なので、初心者の方でも問題なく釣りが成立します。山なりに投入して、ポチャンと落とす方が仕掛けを絡ませずにすみますよ」とのこと。

獲るための心得

高い確率でフッキングさせるスパークテンヤ・アシスト

満潮で群れが入ってきて下げ潮のタイミングでアタるというのが今回の読み。スケールの大きな港では、回遊のタチウオが来るのを潮通しの良い場所で待つのが基本戦略となる。

深夜2時にアタリを捉えた秋満さんだったが、連発するほどの群れではなかった。
深夜2時にアタリを捉えた秋満さんだったが、連発するほどの群れではなかった。

アタリはコツンと明確に出ることもあるが、モヤーっとした違和感だけのことも少なくない。浅いレンジなら即アワセ。中層より下でアタる場合は、食い込ませてからのアワセが基本だが、基本にとらわれすぎず、上手くフッキングに成功するパターンを見つけることが肝心。

「エサを食い込まなくても側面に掛かり、高い確率でフッキングに持ち込めるのがスパークテンヤ・アシストです。これがないと、10回アタってキャッチできるのが1、2尾ということもあります」。

秋満さんのホームグラウンドは時合が短く、そこで培われたのが手返しの速さ。かつては、3本のロッドを用意して、次々とタチウオを掛ける釣りを実践したこともあったそうだ。

タチウオ釣りで心が躍る瞬間。まさしく刀のような銀色の魚体は、何度見ても美しい。
タチウオ釣りで心が躍る瞬間。まさしく刀のような銀色の魚体は、何度見ても美しい。

「たった15分から30分しかない時合の間に100尾のタチウオを釣ろうと思ったら、ハリを外す時間も惜しいですよね。その点、スパークテンヤと冷凍ドジョウの組み合わせは手返しが良いです。エサ持ちの良い日はドジョウ1尾で、タチウオが20尾ほど釣れます」。

ドジョウをセットした複数のテンヤを事前に用意しておき、エサの装着は現場では行わない。周囲の釣り人に全くアタリがない状況でも、貴重な1尾をものにするタチウオハンターは、やはり凄腕の持ち主だった。

究極の手返しの速さを実現するための工夫。あらかじめエサはテンヤにセットしておく。
究極の手返しの速さを実現するための工夫。あらかじめエサはテンヤにセットしておく。
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